イラストノート No.37

最旬!イラストレーションスタイル

どこか懐かしさや温かみを感じる、手描きのタッチの優しくて可愛らしいイラストレーション。
雑貨やステーショナリー、iPhoneケース、ファッションに至るまで、女の子がきっと好きだと思う手描き感覚の「かわいい」イラストレーションが人気です。今号のイラストノートでは、柔らかいタッチや優しい色合いで愛らしいモチーフを描く、感性豊かな女性人気イラストレーターの仕事を取材。発想の原点を探り、創作過程を追いかけます。また、作品もふんだんに掲載。ライフスタイルも垣間見える内容とし、仕事につながるイラストレーションの「今」を伝えます。

著者名: イラストノート編集部
発売日: 2016/1/25
判型: [ 縦 : 285mm ] [ 横 : 220mm ]
ページ数: 144
定価: 1, 800 円+税

塩川いづみ

挿画や広告だけでなく、公共施設の壁面絵画を手掛けるなど幅広い分野で活躍するイラストレーターの塩川いづみ。「目にも止まらぬ早業で」仕上げる、一見シンプルさと軽やかさに満ちた。ドローイングの数々…。だがよく見ると、何かひっかかるものがある。そんな不思議な印象と作品の裏に積み重ねられた、描くことへの想い。一筋縄では語れない創作の秘密を聞いた。

布川愛子

動物の表情には、かわいさの中に鋭さがあり、色彩は華やかに見えて渋さが利いている。そんな絶妙な調和が魅力の布川の世界が生まれる瞬間を追った。

ミロコマチコ

動植物の厳しくも美しく、たくましい姿をダイナミックに描き、人々を魅了するミロコマチコ。昨年、自宅で初めての個展を開いてから画家として10年の節目を迎えた。ここ最近は、北欧の地で得たインスピレーションがおもな制作の源となっている。生きものたちの秘めたパワーを描き出す、そのエネルギーはどこからくるのだろう。

多田玲子

今にも話し声が聞こえてきそうな登場人物たちが、イラストの中でにぎやかにひしめく。これらの作品を手掛けるのは、美術作家・イラストレーターの多田玲子だ。バンド活動やイラストなど、さまざまな表現を通じて世界観を伝えていく彼女に、制作についての話を聞いた。

Ricco.

イラストレーターであり、アーティストでもあるRiccoはどんなオファーも、すべて自分色に染めてしまう。楽しそう、おもしろそう、やってみたい!すべては好奇心の赴くまま。そのパワーの源や創作への思いを聞いた。

西淑

落ち着いた色味とぬくもりのある切り絵で描かれる西淑のイラストレーション。女の子に動物、フルーツや食卓。決して特別ではなく、身近な題材を描きつつも、彼女の絵には密やかなストーリーが漂う。じっくり眺めていると、いつしか絵の世界に迷い込み、物語に身を委ねたくなる。

中村玲子

イラストレーター・中村玲子のマーカーペンを使った甘くて優しい、ロマンティックな世界。ソフトなタッチと色づかいで描き出されるその絵には、いったいどんな思いが込められているのだろうか。

今井杏
amycco.
坂本奈緒
佐藤香苗

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