窪之内英策アートワーク

窪之内英策の理想と現実

漫画家時代から近年までのワーキングヒストリーと
絵に対峙する思考を紐解くロングインタビュー

窪之内英策は、いくつもの顔を持つ。30代後半以上の人にとっては『 ツルモク独身寮』や『ショコラ』をはじめとする大人気漫画の作者であり、10 〜20 代の人にとっては話題のCM やCD ジャケットを手掛けるカリスマイラストレーターだ。Twitter では約26 万人のフォロワーを抱え、 絵を学ぶ学生にとっては憧れの存在でもある。その実、窪之内自身は「自分が理想とする絵に追いつきたい」というたった一つの思いを胸に、ときに現実の中でもがき苦しみながら、30 年以上描き続けている。そんな窪之内のこれまでの主な仕事を紹介するとともに、窪之内にとって「絵」とは何か、「描く」
とは何か、その思考にじっくりと迫る。

窪之内英策 in 台湾　鉛筆1本で台北を魅了する

2017 年11月、台北にオープンしたギャラリーd/art。記念すべき最初のエキシビションは窪之内英策の個展だった。そのレセプションに出席し、サイン会、ライブドローイングといったイベントを行うため、台北へと渡った窪之内。紙と鉛筆でどこまで台湾の人々の心を惹きつけられるのか。現地での活動を追った。

WORKS／HUNGRY DAYS

パラレルワールドを
リアルに描く

誰もが知る名作の登場人物が現代の日本で高校生活を送っていたら……そんなパラレルワールドをアニメ化したカップヌードルのテレビCM「HUNGRY DAYS」。窪之内はシリーズ全篇を通してそのキャラクターをデザインし、大きな反響を呼んだ。「キャラクターデザイン」とは、一体どういう仕事なのか。窪之内による、第1〜3弾のデザイン画を公開する。

WORKS／アニ×パラ

障害ではなく「生き方」を伝える

2020年に東京パラリンピックを控える中、短編アニメでパラスポーツの魅力を幅広い世代に伝えようというNHKのプロジェクト「アニ×パラ〜あなたのヒーローは誰ですか」が始動した。窪之内は、パラ陸上競技に挑む義足のランナーを主人公に、新たな物語を描き下ろした。

ーContentsー

●ART WORKS #01
●年表＆ロングインタビュー
HISTORY ＆ INTERVIEW 窪之内英策の理想と現実
●窪之内英策 in 台湾 鉛筆1本で台北を魅了する
●WORKS 01　HUNGRY DAYS
●WORKS 02　アニ×パラ
●WORKS 03　どーも、マンガです。
●WORKS 04　AX TOWN
●WORKS 05　おおいウィメンズクリニック
●WORKS 06　ブルバスター
●ART WORKS #02
●窪之内英策のラクガキ講座
●「TIS BREAK」第38回　古谷充子
●第18回ノート展大賞受賞　特集誌面 　楓 真知子
●Special Edition クリエイターズ・バリュー 　
イラストレーター51人の仕事
168　 第19回「ノート展」開催概要
170　 第7回ノート展「キャラクター部門」開催概要
etc…